会長挨拶

会長挨拶

皆さま、 こんばんは。 先週は、11 月だというのに暖かいですね、なんて、この席で申しましたが、一週間で冬になりました。

 今週は、 引き続き「ロータリー財団」のお話しをと思ってましたが、おもしろいというか関心がある記事を拝見したので、紹介させて頂きます。

 「ロータリークラブ、 暇なおじさんの集まりに危機感、 会員減に脱おじさんイメージアップも」という記事です。 企業経営者らが集まり、 交流を深めながら地域で奉仕活動などに取り組む「RC」が、 高齢化などによる会員の減少で苦境に立たされている。 若者をどう呼び込むかが課題で、 中には解散に追い込まれたケースもある。会員らは「若い人たちから暇なおじさんの集まりだと思われている。 このままではジリ貧だ」と危機感を抱き、 大阪では「脱おじさん」を掲げてイメージアップを図る団体も出てきた。

 「昔は、 入会が名誉だったけど、 今の若い人は、メリットを感じないんだろうね」奈良県の生駒RC で最後の会長を務めた中谷裕次良さんは、残念そうに話した。 1976 年発足の生駒 RC は、地域でチャリティーコンサートや交通安全教室の教本作成などに取り組んだが、 会員の減少に歯止めがかからず、 今年6月、 解散した。ピーク時の91年には 50人以上だったが、 解散時には 7人ほどで、 大半が 80 歳前後の高齢メンバーだった。 中谷さんは、「会員を増やす効果的な手を打つことができなかった」と悔やむ。「それでも、 地域のリーダーが社会に尽くすというRCの理念の良さは変わらない」と、 現在は、 若い人を勧誘して改めて RC を設立する道を模索しているという。1996 年 7月には全国に約 12 万9300人の会員がいたが、 今年 7月時点で約 8万 3800人に減少した。

 RC のイメージを刷新しようと、 2660 地区では RC 関連団体で、30 歳代ぐらいの若者でつくる地区内ローターアクトクラブメンバーに、 イベントの主催を任せることにした。 10月下旬、大阪市内で開いたポリオ啓発イベントは、若い会員が内容を考案。 楽しみながら予防接種の必要性などを理解してもらおうと、 クイズや仮装コンテスト、 ダンスショウを盛り込み年配の会員は裏方に回った。会場を訪れた若者にも「興味を持てた」と好意的に受け止められた。ということです。