会長挨拶

会長挨拶

 2023 ~ 2024 年度、 甲府シティロータリークラブの会長を拝命いたしました長田秀です。

 ゴードン R.マッキナリー RI 会長のテーマ は「CREATE HOPE in the WORID」(世界に希望を生み出そう)」です。新型コロナウイルスの呪縛から解かれ、日々の活動が、 善意あふれる力に集約され、 身近な地域から広く世界へと、 奉仕の実践と心が届くよう願いがここに込められています。

 新型コロナ禍からの復活期にある今期、わたしはクラブテーマを「好意と友情を深めよう」に定めました。ロータリークラブとは親睦を通じて生まれたエネルギーをもって、「他人に対する思いやりの心」を奉仕の規範とし、「他人のために尽くそう」と努力している団体です。多くの友人を作り、会員相互の親睦を第一義とした、異業種交流の場でもあります。心の許せる友と語り合い、 学び合い、信頼を深めて、有益な情報を交換するのです。今一度会員間の親睦を図り、 相互の理解を築き、 より堅固な結束の下、 ロータリー活動へ邁進致したいと思います。

 さて、クラブ行動計画ですが①ロータリー事業がより大きなインパクトをもたらす様模索する②ロータリー事業の参加者の基盤をより広く求める③ロータリー事業の参加者間の積極的な関わりを促し、 維持する関係を構築する④会員の適応力を高め、 様々なシーンに対応する能力を開発する。 の4 項目です。 具体的にはグループ合同奉仕事業、 地区エンドポリオキャンペーン、ロータリー財団のプログラムやロータリー米山記念奨学への参加、DEI(多様性、 公平さ、インクルージョン)へのコミットメント強化、会員増強 . 維持、などです。

 RI2620 地区中村皇積ガバナーの運営奉仕の一つに「まごころを添えよう」があります。会員相互の交流には、 今期クラブテーマにプラス「まごころ」を添えていきたいものであります。

 7月は「母子の健康月間」です。予防可能な原因で母と子が命を落とすことなどあってはならないと、 私たちロータリー会員は考えます。 全ての母子が質の高い医療を受けられるよう、 そして,出産で命を落とす母親がいなくなり、 子どもがすくすく成長できるように、 私たちは支援活動を行っています。 栄養失調、 不十分な医療、 不衛生などが原因で、 毎年推定 590 万人の 5 歳未満の子どもたちが亡くなっています。これらの死は全て防ぐことができ、 ロータリーでは妊産婦への教育、 予防接種、 出産キットの提供、異動診療所の実施などに力を入れています。 5 歳まで生きる子どもは、 成人となる可能性が 2 倍となります。この理由からロータリーとパートナー団体は 40 年もの間、 世界中にワクチンを届けてきました。この活動により、予防可能な疾病から全ての子どもが守られ、 健康な成長が促されます。

 わたしの気に入っている言葉に「Enter to learn, go forth to serve」「例会場に入りて学び、 例会場を出でて奉仕せよ」があります。会員の皆さまもこれをを心掛けてくださることを希望します。

 1 年間、 クラブ運営に全力で取り組んでまいります。 皆さまのご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。