会長挨拶
奈良田 和也
会長メッセージでご案内の通り、当クラブは衛星クラブを持つこととしました。RI の歴史の中でも衛星クラブは新しいシステムです。
衛星クラブとは、簡単に言うと、RI が人頭負担金を確保するために、考え出したシステムです。スポンサークラブにとって衛星クラブは、2つの位置づけがあります。衛星クラブがロータリークラブになることを目標としている場合は、衛星クラブがロータリークラブになるときにはスポンサークラブは親クラブとなります。衛星クラブがスポンサークラブの補完クラブとしての位置づけの場合は、例えば、本来ロータリークラブの会員は会社を代表する者というくくりがありましたがいまは誰でもよいことになっています。そこで衛星クラブで若い会員を増強して、経験を積んだのちスポンサークラブの会員に格上げするというような運用が考えられます。
今回、うちのクラブの衛星クラブはロータリークラブになることを目指しています。次次年度の吉澤年度の5月に創立30周年を迎えます。このときロータリークラブとなることを目指しています。衛星クラブ設立にあたっては、田村会員と古屋会員の2名の会員が衛星クラブに移動します。スポンサークラブと衛星クラブの間では、こまかい取り決めを覚書としてお互い調印します。衛星クラブがわが甲府シティロータリークラブにとってメリットが有るや無しやは今のところはっきりわかりませんが、デメリットはないと考えています。地区のロータリアンからは甲府シティロータリークラブが衛星クラブを作るというと、「おめでとうございます」と言われます。ロータリー全体では良いことと捉えられています。
2620 地区では最初の衛星クラブとなり、他のクラブからも注目されています。28年前に新しい形のロータリークラブとして産声を上げた甲府シティロータリークラブとしては良いことと思います。
衛星クラブは設立自体が目的ではなく、設立したのちの活動で評価されるものと思います。スポンサークラブも衛星クラブも協力してより良いロータリークラブとなることを期待しています。