会員卓話
松村 豊
今、警備員に求められているものとしてお話させて頂きます。
私たちの暮らしは、電気や水道ガスなどの様々なインフラに支えられています。そのなかで治安をまもる警備業もインフラの一部になってきております。
その規模として日本の警備会社数は、約1万社あり、警備員の数は警察官の数が29万人に対して58万に在籍しております。
警備業を取り巻く環境として、刑法犯は2002年をピークにして減少しており、侵入窃盗も機械警備の普及とともに減少しております。世の中の治安としてはよくなっている現状です。
ただ、治安が良くなっている印象ってあまりなく、体感治安は悪化しているのが現状です。これは高齢者をターゲットした特殊詐欺やストーカー犯罪・サイバー犯罪が多く発生しており、犯罪が巧妙化かつ凶悪化したことが原因であります。
少子高齢化の影響で、警備会社としても労働者不足になっております。これからの警備にもとめられるものは、人を上手く使った警備が求められております。そこで、ALSOK はアバターを使って受付や監視業務を行っていきます。アバターのいいところは、遠隔で監視している1人が複数人に対応できるのと、ダイバシティとして主婦や障碍者や海外にいるひとなど、監視するひとの場所などを選ばないところです。
お客様のメリットとしては安心して話しやすいや人と違って緊張しないなどの声があり、限りある社員を最大限に生かして今後も地球の平和を守っていきます。