会員卓話
折笠 浩二
長期戦略計画策定・内規・細則検討委員会の折笠でございます。ロータリーの長期計画が2つ有るのを皆様ご存知でしょうか?1つは「RI 長期計画」もう1つは「CLP の長期計画」です。
長期計画は効果的なクラブの要素(会員増強、奉仕プロジェクト、ロータリー財団、指導者育成)に取り組む物です。また目標は各要素においてクラブの成功を促す方策を含みクラブのリーダーシッププランが数年間に亘り進展するにつれ、これらの目標も随時更新されるべきです。
各委員会活動の継続性を図る為、可能であれば委員を3 年任期で任命し、CLP はその委員会において以前に良い点を務めた経験のある人が委員長を務める事、それぞれの常任委員会はクラブの年次目標及び長期目標を支える様な目標を設定する。また、リーダーシッププランとはRC に推奨される管理的枠組みでありそれぞれのRC は独自に異なる存在でありCLP は世界中のクラブの個々のニーズに応用出来る柔軟性を備えている。RC の世界的連合体のRI の使命は他者に奉仕し、高い倫理的規準を促進し、事業と専門職務及び地域社会のリーダー間の親睦を通じて世界理解、親善、平和を推進する事である。RI のビジョンは世界理解、親善、平和を推進する為の「超我の奉仕」に対する献身があまねく認知される。中核となる価値観は、1、奉仕 2、親睦活動 3、多様性 4、高潔性 5、リーダーシップの5つである。これらの中核となる価値観は全て私達が日常使用している「ロータリーの綱領」と「四つのテスト」に反映されています。
当クラブでは40数名と減少している現況に於いて、過去60名前後の組織表及び事業を継続している。その為各委員会への配置に無理が生じ委員会活動も停滞気味です。そこで長期戦略計画策定委員会の会議で現状のクラブの規模に即した組織及び事業の見直しをする事でクラブの活性化と会員増強を図る為に策定された内容は次の通りです。
・ 現在行っている事業を検討し、事業数及び委員会数を減らす。
・ 交換学生、米山奨学生事業は良く協議した上で受け入れ体制を整えて決定する。
・ ロータリークラブの根幹である職業奉仕は残します。友好クラブは見直しをする。
・ 県立大学奨学金は、3年経過時に検証して継続するか否か決定する。
・ 現在13人の理事を9人とする。
・ 2年かけて甲府シティRC 独自の会員全員が参加する事業を模索する。
・ 今年度から、組織事業計画書及び委員会構成表を基本として運営する。但しSAA は役員であり理事会のメンバーであるが、理事ではない。よって議決権は持たないものとする。
といったように、奈良田会長の基本方針に乗っ取り当クラブの長期計画策定委員会は運営しております。
続きまして第2620地区のビジョンと言いますとRI の戦略計画と連携し地区内クラブを支持し、クラブと地域社会を繋ぎロータリー並びに第2620地区を発展させる為に地区戦略計画を4つ策定しています。1つはより大きなインパクトをもたらすと言う事でクラブ戦略計画の立案と実行を推奨し地域社会において複数クラブが行う、より大きな奉仕活動を支援する。ロータリー財団・ポリオ根絶に寄付協力をする事です。2つ目は参加者の基盤を広げる為、会員増強セミナーを開催し会員増強・維持に努める。世界を変える行動人キャンペーンを支持する。IAC,RAC,学友会の活動を支持する。米山奨学会、米山梅吉記念館の運営を支持する。3つ目は参加者の積極的な関りを促す事。クラブリーダー育成の為RLI 研修への参加を奨励し、メディアとの関係を強化し、RC 活動を広報する。地区ホームページを充実させ地区並びにクラブを広報する。4つ目は適応力を高める。MyRotary への登録を推奨しロータリー情報の取得、ロータリークラブセントラルの活用を推奨する。地区委員会組織・委員構成の見直しにより、地区運営の最適化を図りガバナー月信の電子化等により地区資金の軽減に取り組む事により一元化、地区運営の効率化を図る。と言ったビジョンを土台としてクラブの方向性を示して分かり易く明確にする事です。以上クラブと第2620地区の戦略計画です。2019年度規定審議会、クラブと地区に関する変更はクラブ細則の資料をご覧ください。甲府シティRC の次年度・クラブ計画書巻末の定款には2019標準クラブ定款が反映されていなければなりません。但しこれは推奨であって義務付けられている訳ではありません。以上私からの連絡です。