サンパウロ国際大会が閉幕
サンパウロでのロータリー国際大会
最終日となる6月9日
K.R. ラビンドランRI会長エレクトが、7月1日に新たに導入される会員特典プログラム「ロータリー グローバル リワード」に関する発表を行いました。このプログラムは、会員の満足度を高めて会員増強につなげることを目的としています。
「この革新的なプログラムによって、ロータリー会員は世界中の数百もの企業・ビジネスから提供される特典を利用でき、参加企業の数は現在も増えている」と話すラビンドラン会長エレクト。「ロータリアンが日々の生活のさまざまな場面で利用できる特典が含まれており、利用の度に財団に寄付が送られる特典もあります」
参加企業には、レンタカー会社、ホテル、レストラン、娯楽施設などの世界中の企業が含まれており、次年度を通じてさらに多くの企業からの特典が加わる見込みです。
「世界へのプレゼントになろう」という2015-16年度のテーマを掲げたラビンドラン氏、「ロータリーネットワークに参加し、ロータリアンとして活動することの恩恵を得る新たな方法となる」と、この特典プログラムへの期待を語りました。
ホァン会長、任期終了を控えて
ゲイリー C.K. ホァンRI会長とラビンドラン会長エレクトは、ステージで通例のクラブバナー交換を行い、非公式なかたちで会長職の引継ぎを行いました(新たな会長任期は7月1日に開始)。
4日間にわたってサンパウロで開催された国際大会には、150を超える国や地域から14,500人が出席し、ホァン会長は、これらの出席者を前に感謝の気持ちを述べました。
「会長として最も意義深いと感じたのは、ロータリアンと話し、ロータリーのストーリーを語り合うことです。面白い話があれば、簡素で平凡でも、心の奥深くに響くようなストーリーもあります」
世界中を回って訪れた奉仕プロジェクトにも触れ、どれほど感銘を受けたかホァン会長は語りました。
「プロジェクトを目の当たりにすると、私はいつも、『もっと多くの人をロータリーに誘うことができれば、どれほど多くの人びとに好ましい変化をもたらすことができるだろう』と感じました。ただ待っているだけでは変化は起きません。常に自分の限界にチャレンジし、仲間と切磋琢磨することで可能性は広がっていくのです。ときには、誰かをロータリーに誘うことで変化が生まれることもあるでしょう」
「ロータリーは私の人生を変えました。私のストーリーを聞いて、自分も地域社会の有望な若者をロータリーに迎えようと感じてもらえれば幸いです。いつの日か、私たちが手を差し伸べた人たちの中から、未来のロータリー会長や偉大なビジネスリーダー、市長や一国の大統領が生まれるかもしれません。ロータリーでは、何だって実現可能なのですから」