ゲスト卓話
初めまして。陳瑶(チンヨウ)と申します。
生まれは昔でいう長安になります。現在は西安市と言う名前になっております。キングダムで有名な所です。中国のど真ん中に位置しており、立ち位置としては日本でいう京都になります。
2011年から2014年まで四日市市の東ロータリークラブに所属しており2750地区の学友会も務め現在は大手企業の会社員として働いています。昨年は親善大使として日本全国と共に中国、日本の政府機関などの通訳もしています。愛称は「マリオ」と申します。今回山梨県立大学奨学金授与に立ち会えてとても光栄に思います。
本日は米山奨学事業がもたらす三観変化についてお話をしたいと思います。
先ずは米山親善大使として奨学生が今までどのくらいいるのかを説明します。日本独自で2023年度で900人の奨学生がいます。41%が中国になりベトナム、韓国など多くの国と関係があります。そして、日本発祥の学友会は日本国内に33あり海外には10の拠点があります。学友会は2年に1度学友による世界大会を行なっており第一回が2017年に熊本で開催され、第 2 回は2019年にモンゴル、その後コロナで開催が出来ずに第 3 回は2023年につくばで開催され2026年には台湾で開催予定です。学友からの寄付も約1億2700万円も集まり震災への募金などに充てさせていただきました。
私は米山奨学事業に出会い全てが良い方向へと変わりました。
① 全てのバイトをやめ学業に専念することができ偏差値
30台から60台の国立に進学に成功
② 例会で各分野の経営者から経営などを学び入社最速
飛び級昇進
③ 東京外国語大学に入り、ソウル大学にも留学出来たからこそ今の妻とも出会い結婚
一瞬の出会い(ロータリー)が一生の影響(三観変化)をもたらしました。
① 人生観 奉仕こそ幸福の近道(利己→利他)
② 価値観 損得勘定せず正しいこと(金銭第一→四つのテスト)
③ 世界観 3つの目(鳥の目、魚の目、虫の目)
ロータリーと出会ったからこのこの変化に気づくことが出来ました。そして、皆様が寄付された米山奨学事業は我々(私費留学生)の人生まで良い影響を与えてくれました。本日はありがとうございました。