会長挨拶

 今日は、ロータリーの青少年奉仕、特に「インターアクト」についてお話ししたいと思います。

 ロータリークラブの青少年奉仕は、ローターアクト、インターアクト、RYLA(ロータリー青少年指導者養成プログラム)青少年交換などのプログラムを通じて青少年や若い世代の社会人がリーダーシップ能力を伸ばせるように支援することです。

 インターアクトクラブは、12 歳から18 歳の青少年より構成される組織体です。最初のインターアクトクラブは、アメリカのフロリダ州のロータリークラブによって設立されました。2620 地区には、18 クラブあります。

 「インターアクト」とは、「インタナショナル」を意味する「インター」と「アクション」を意味する「アクト」を合わせた言葉です。
 インターアクトの目的は、

1. スポンサークラブの会員が、青少年奉仕の下、若い人たちが社会奉仕と国際奉仕を通じて行動し、リーダーシップのスキルを養い、世界平和と文化理解を促進する世界的視野を得られるよう、積極的かつ個人的にエンパワメント(権限付与、自信を与える、力をつける、権限移譲、強化)に力を注ぐことを通じて、青少年と若者にもたらされる好ましい変化を認めること。

2. 学生と青少年が社会的奉仕と国際奉仕を通じて行動し、新しい文化を発見し世界市民として国際理解を促進し、学校と地域社会におけるリーダーとなるためのスキルを養い、地元と海外に友人を作り「超我の奉仕」の受容性を認識しつつ、楽しむこと。 インターアクトの目標ですが、

1. 特にロータリーの重点分野に沿った地域のニーズに対応する青少年主導の活動を通じて、生涯にわたる奉仕への献身を青少年の心に芽生えさせる。

2. 特に多様性、公平さ、インクルージョンへのロータリーのコミットメント(責任のある約束、公約、責任)に沿って、異文化について学び、国際プロジェクトに参加し、世界に及ぶロータリーの活動を理解するように若者を導く。

3. 若者の声を広げ、クラブや地区のリーダーになるように若者の成長を促すことにより、若者のリーダーシップスキルを育成する。

4. 若者が学び、成長するための安全かつ有意義でインパクトのある機会を提供するために会員の参加を促進することにより、ロータリーの青少年奉仕へのコミットメント(責任のある約束)を果たす。

ということです。まとめると、 ロータリーの青少年奉仕は、若い人たちにロータリークラブの理念と活動を理解してもらい、学校や地域社会でのリーダーになっていただくように育てると共に、一番重要なのは、私たちロータリアン自身が、若い人の成長を見届ける中で成長していくことにあると思います。