会長挨拶

会長挨拶

井上 清美

 80年前の本日 8 時 15 分、人類最初の原子爆弾が広島に投下され、16 万人の尊い命が犠牲になりました。

 国際情勢の緊張が高まっているなか、二度とこのような悲劇を起こさないよう、私たちは平和を考える日です。

 2012-13 年 度に国 際ロータリー(RotaryInternational,)RI 会長を務められた田中作次氏は、八潮ロータリー・クラブの創立会員で、日本で 3人目のRI会長です。

 田中作治氏は、その在任中、平和の象徴として、広島の被爆イチョウの苗木を寄贈されたことが世界的に注目されました。

 田中 RI 会長のリーダーシップのもと、国際ロータリーは米国イリノイ州エバンストン市にある International FriendshipGarden(ロータリー本部近く)にこの被爆イチョウの苗を寄贈し、植樹されました。

 平和を祈念し、世界に希望を発信する象徴的な行動です。この寄贈はロータリーのスローガン「Peace Through Service(奉仕による平和)」を体現した象徴的な行動であり、世界中のロータリー会員および市民に広く影響を与えました。

 継続的な「被爆樹木二世」プロジェクトは、他都市でも被爆樹の子孫が育てられ、ロータリーを通じて平和の輪を広げる動きが続いています。

 甲府市にも「被爆樹木二世イチョウ」が届き、移植されています。

 甲府南ロータリークラブが中心となり、2018年と 2024 年を始めとして植樹・移植の活動が続いています。
 ・ 2024 年 6 月11日、甲府南ロータリークラブ主催による「被爆樹木イチョウ 2世の移植セレモニー」が、遊亀公園にて開催されました。
  ・ この植樹は、甲府南ロータリークラブの 60 周年記念事業や、市と連携した「緑の遺産」プロジェクトの一環として実施されています

 遊亀公園でのセレモニーを通じて、地域住民や児童とも連携しながら、平和のメッセージを発信中です。