会長挨拶
藤巻 素純
今月は、環境月間です。もともと、甲府シティロータリークラブの社会奉仕事業は、環境問題に特化して活動していたと聞いています。
今唯一残っているのが「ゴミを拾って芋煮会」です。
いま、私は、果樹園を経営しています。そこで心掛けているのは、有機肥料を使うこと、そして、必要最低限の農薬しか使わないことです。実は野菜は、虫がつくと猛毒の物質を出すそうです。したがって、かえって、無農薬の野菜は、体には良くないと言われています。
また、有機たい肥ですが、牛など動物のエサが食品添加物まみれのものだと、逆にその有機たい肥を使うことは、体に良くないと言われています。
今、私が使っているたい肥は、スーパー郷土です。これは、コーヒーの搾りかすがベースになっています。環境問題は、奥が深いと思います。
まずは、環境問題の解決のためには、個人個人が正しい知識を持ち、自分ができる範囲のことを行うことが重要だと思います。
ロータリアンの4つのテストに照らし合わせて環境問題も考えていくことが重要だと思います。特に、真実かどうか、利権から離れ、マスコミが言うことをうのみにすることなく物事の本質を見抜くことから始まると思います。
私たち会員同士知恵を出し合って、甲府シティロータリークラブの伝統である環境問題に特化した社会奉仕事業を復活できればと思います。