会長挨拶

会長挨拶

 皆様、こんばんは。ようやく、コロナも少し収束してきているようです。
新たな感染はまた第9波としてやってくるでしょう、今のうちに備えをしましょう。
 皆さんご存じのようにトルコ南部で大変大きな地震が発生しました、実はトルコは地震が多く、現在の耐震基準は日本と変わらない水準だということですが、それ以前の古く耐震性の低い建物も多数、残っているということで新築される建物はまれで、多くの古い建物で被害が増大、今回の地震では日本の耐震基準を満たす建物であっても大きな被害が出た可能性があったと地震学者は言っています。
 死者数が3万9000人を超えた地震は、21世紀で世界6番目に犠牲者の多い地震となったようです。さらに増えるかもしれません。
 地震のエネルギーは1995年の阪神大震災の20倍以上で、内陸で起きた地震としては最大級とみられることもわかったようです。米地質調査所によると、最初の地震の規模はマグニチュード(M)7・8、その約9時間後にM7・5の余震が起きた。日本の気象庁の震度に換算すると、一部で最大の震度7相当の強い揺れが起きていたということです。
 地表の断層のずれ幅も大きく、国土地理院が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の地球観測衛星「だいち2号」の観測データをもとに分析したところ、阪神大震災の約4倍にあたる最大約4メートルの横ずれが生じていた。これでは、耐震基準も何もありません、4 mの横ずれではひとたまりもありません。回の地震のメカニズムと同じ、いくつかのプレ-ト境界が重なる世界でもまれにみる地域で日本と似ている。私ども日本も、他人ごとではありません、危機管理という観点から備えをしましょう。