会長挨拶

会長挨拶

奈良田 和也

 今日は「四つのテスト」の解釈について話したいと思います。

・Four-Way Test 四つのテスト
「事業を繁栄に導くための四通りの基準」ならば、当然Four-Way Testsと複数形になるはずです。これが単数形であるのは、事業を繁栄に導くのは四つを絡めたものを一つの基準として、そのすべてをクリアーしなければならないことを意味します。

・Is it the TRUTH ? 真実かどうか
「嘘偽りがないかどうか」という意味です。商取引において、商品の品質、納期、契約条件などに嘘偽りがないかどうかは、非常に大切な基準です。ここでは真実というより、「事実」という言葉を用いるべきでしょう

・Is it FAIR to all concerned ? みんなに公平か
fairは公平ではなく公正とすべきでしょう。公平とは平等配分を意味するので、たとえ贈収賄で得たunfair不正でお金でも平等に分ければ、それでよいことになります。従って「みんなに公平か」より「すべての取引先に対して公正かどうか」と考えるべきでしょう。

・Will it build GOOD WILL and BETTER FRIENDSHIP ? 好意と友情を深めるか
Goodwillは単なる好意とか善意を示す言葉ではなく、商売上の信用とか評判を表すとともに、店の暖簾や取引先を表します。すなわち、その商取引が店の親油を高めるとともに、より良い人間関係を築き上げて、取引先を増やすかどうかを問うものです。

・Will it be BENEFICIAL to all concerned ? みんなのためになるかどうか
Benefitは「儲け」そのものです。商取引において適正な利潤を追求することは当然なことです。ただし売り手だけが儲かった、また買い手だけが儲かったのでは公正なとりひきとは言えません。その商取引によって、すべての取引先が適正な利潤を得るかどうかが問題なのです。