会長挨拶
今日は、甲府シティロータリークラブ育英奨学金の授与式を行います。天野さくらさん、入江向日葵(ひまり)さん、宮野遥菜さん、1 年間お疲れ様でした。本日が4
回目の最後の奨学金の授与になります。
皆さん、ご存じのようにこの奨学金は、青少年奉仕活動の 1つとして、山梨県立大学看護部の学生で、品行方正、志操堅固、学業優秀でかつ、山梨県内に看護職として就職する意思のある学生に給付する奨学金です。
是非とも、山梨の地域医療のために、世の中を良くするために、頑張っていただきたいと思っています。
そして、RI会長のアーチック会長の掲げる優先事項のひとつに「世界平和の構築」がありますが、前にもお話ししましたが、ロータリークラブが持つ世界平和構築の手段の一つが「青少年交換事業」だと思います。
青少年交換事業は、ロータリークラブの常設プログラムであり、ロータリアンの子弟が唯一参加できる事業です。派遣できる期間は、16歳から18歳までです。すな
わち高校 1 年から高校 3 年です。
この事業は1929年にデンマーク・コペンハーゲンとアメリカのロータリアンの子弟を交換することから始まったと言われています。世界的な里親制度ともいわれています。コロナ以前には、150 か国以上で行われ、7000人以上の交換が行われていました。
甲府シティロータリークラブでは、坂本会員のお嬢様、太田会員のお嬢様、私の息子も交換留学に参加しました。
青少年交換事業の素晴らしさは、この事業に関わったすべての人が、交換学生を通じて、相手国との文化の違い、考え方の違い、そして、生活習慣の違いを理解することができることです。
初めは、文化の違いに戸惑いますが、次第に相手を受け入れるうちに、文化の違いを理解できるようになります。これこそが、国際理解そして、国際親善、そして、さらには、国際平和につながっていくと思います。
今日は、講師の若林さんに「青少年交換事業の素晴らしさ」についてお話をいただきます。
若い会員さんは、ご子息、お嬢様をご年配の会員の皆さまは、お孫さんをぜひこの事業に参加させて、世界に役立つ人材に育ててほしいと思います。